昨日の終わりに
チラッと書きましたけど。
正月早々。
トルコ中を
どん底気分に
たたきおとした
サイテー野郎が
お縄になりやした。
本名、アブドゥルカディル・マシャリポフ、
1983年生まれの33歳。
ISIS内でのコード名は
エブー・ムハンメッド・エル・ホラサニ
なんだって。
ウズベキスタン出身だけど、タジキスタンとの
2重国籍者らしい。
既婚で、2児を持つ。
3日ほど前から
イスタンブール、エセンユルトゥ地区で
追跡調査が
なされていたそうで。
この日も
5箇所のアドレスに
踏み込み捜査が
行われたのだけれど。
そのうちの、一つに
どんぴしゃで
指名手配中の
犯人がいた、と。
そういうことだったらしい。
隠れ家があった、高級レジデンス
捜査員が
踏み込んだときに
家の中には
犯人の他に
イラク人男性1人
エジプト人女性1人
ソマリア人女性1人
セネガル人女性1人
の。
合計5人、がいたそうで。
同時に逮捕された、イラク人男性
もちろん、全員
検挙されたのだけれど。
どうも、全員、
ISISのメンバーであるらしい疑いが
もたれているそうです。
ちなみに、本人は
犯行を自供し
指紋も、現場に残されていたものと
一致したそうだ。
ナイトクラブ「レイナ」襲撃事件が
起こった、1月1日から、こっち。
17日間の間に。
警察は、1000人体制の
追跡捜査班を編成
2000人の警官を導入して
犯人の行方を、追っていました。
解析した、防犯カメラの
録画等は
実に、7200時間分に
のぼるそうで
もうね。
イスタンブール警察の
沽券にかけての
大捜査、だったらしいっす。
犯人の
アブドゥルカディル・マシャリポフは
シリアのISISメンバーから
指令を受けていたらしい、そうで。
過去に、アフガニスタン・パキスタンなどで
2年間
テロリストとしての
教育を受け
ウズベキ語・ロシア語、アラビア語、中国語、トルコ語を
自在に操る、という
良く訓練された戦闘員
だったとか。
約1年前、2016年の1月頃に
イランとの国境から
トルコに密入国して、その後
コンヤへ滞在。
2016年の
12月16日に
陸路で
コンヤから、イスタンブールに
移動した、らしい。
カモフラージュもかねて、
なのか。
奥さんと、二人の子供と
一緒に行動をしていて
本人よりも、前に
ゼイチンブルヌにいた
奥さんが、検挙、事情聴取
されて。
その情報などを
もとに
今回の捜査範囲が
確定されて、いったそうな。
事件当日は。
奥さんと
最後の別れ、をして
ナイトクラブへと向かい
事件後は、
再び、自宅へ戻って
4歳になる
長男を連れて逃走し
その後、行方が
わからなくなっていた、と
いうことだそう。
ただし、発見当時
息子は、一緒にはいなくて。
現在、警察は
4歳の息子の身柄も、追跡調査中。
奥さんも
ダンナが
ISISメンバーだったとは
知らなかった、と供述してるとか。
まあ、詳しくは
これからの、事情聴取を
待たなくては
なりませんな。
それにしても、今回は
イスタンブール警察の働きは
素晴らしかったね~。
こんなに、短期間に
しかも
犯人を、生きたまま
逮捕・拘束に成功した、ことは
これからの、事情聴取で
かなりの情報が得られる可能性、大ってことで
現在、犯人を
不眠不休で
尋問しているところ、だ
そうっす。
犯人が
自爆したり、
死体となって
事件が解決することが多い、テロ事件。
本人が死ぬ事によって
情報漏えいを
防ぐ事が、
できたのだけれど
今回は、自白により
とんでもない情報が、
出てくることも
可能で
テロ組織側にも
打撃を与えるであろうコトは、確かだ、と
専門家がニュースで
語ってましたよ。
これから、しばらくは
トルコのメディア。
このニュースで
もちきりになるね。
とりあえず、現在までに
わかった事は、ここまで。
続報は、後ほど
紹介できると思います。
本日もお付き合いいただいて
ありがとうございます。
ぽちっと応援
よろしくお願いします。
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