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アフリン侵攻、秒読み。

さて。
日本の新聞では

あまり、
報道されていないみたい、だけど。

ここ数日。
シリア国境ラインが

またまた、
ごたごた、し始めやした。

現在。
トルコと国境を接する
シリアの北部は。

ほぼ、帯状に
クルド人勢力が支配しておりやす。

ただし、エル・バブ周辺の
一部地域は

以前に、トルコ軍が
国境ラインを、完全に

クルド人勢力の支配下に
おくのは

テロ組織の増大につながる、と
危惧し

トルコ軍を派遣して
制圧したので

一部、帯が
ちぎれたような状態に
なっとります。

ところが。
ここにきて、アメリカさん。

何を画策しているのか。
クルド人を中心として

約3万人の
国境警備隊?!を組織する、と
言い出した。

トルコいわく。
彼らの意図としては。

トルコが押さえた
一部地域をも、制圧して

クルド人国境帯状ライン、を
完成させるため、だという。

それがアメリカさんにとって
どんなメリットがあるのか?

イマイチ、
わかりかねてる人の方が
多い、のだけど(爆)

ま、ロシアに対抗して
支配力を維持するためだ、とか

何か、ウラに
陰謀があるんだ、とか。

まあ。
皆さん、いろいろな議論を
百出させて、いらっしゃる。

でも。
とにかく。

どういう目的が
あったとしても

そういう
(トルコから見て)テロリスト組織の
温床となるような場所は

断じて
許可するわけにはいかん!と

トルコ、
怒りましてね。

そっちがその気なら
こちらは、蹴散らすまで、と。

トルコと協力する
反政府軍が制圧する地域、と

地中海側の間に位置する
「アフリン」という

これも、現在
クルド人勢力が、支配する地域を

制圧することに
決まりましてな。


黄色が、クルド人支配地域。緑色が、トルコの支援する、反政府軍支配地域。

国境にぞくぞくと
軍隊を集結させて

攻撃の準備を
進めている。

この、アフリン、という
地域は。

他のクルド人支配地域と
違って

クルド人勢力と
ロシアが、協力して

治めている
地域でしてね。

トルコは、現在
ロシアと交渉して

ロシアのゴーサインを
ゲットしようとしてるわけ。

この交渉がまとまれば
明日にでも、すぐに

派兵の準備は
整ってるみたいっす。

アメリカさんは、と
いえば。

自分が
言いだしっぺのくせに。

チグリス・ユーフラテス川よりも
西側の地域は、管轄外よ、とばかりに

「アフリンは、我々の関与する地域ではない」

シラジラと
声明を出しましてね。

そのくせ。
クルド人勢力に対して

武器の供給を
現在も、続けている、っていう。

クルド人と、トルコ軍を
わざと、ケンカさせようとしてるような

怪しい、
ダブルスタンダードを
続けておりますが。

とにかく。
そんなわけで。

今日、明日にでも
トルコ国内では、ないにせよ

トルコ兵が
シリアに侵攻して

「戦争」が
行われる予定らしいっす。

まあ、最初に、空爆をして
めぼしい標的を破壊してから

地上軍が侵攻する、という
前回と同じ作戦、なので

もちろん
最小限の、ダメージを目指すのだろうケド。

それでも、やっぱり
戦争ですから。

兵隊が死んで。
新たな難民が出て。

町が破壊されて。
子供達が犠牲になる。

どうしても、どうしても
そういう展開になるわけ、っすよね。

ISISが、ほぼ、
壊滅状態の現在。

シリア和平は、本当に
実現するかもしれない、と

皆が、期待し始めた
ところで。

アメリカさんは、どうして
こういう、いらん事、するかね。

ISISを倒すために
クルド人勢力に、武器を与えて

後盾になってる、ってのが
建前だったわけ、だから。

ISISが壊滅したら。
撤退するのが、スジのはず、なのにね。

そうはどっこい、
問屋がおろさなくて。

新しい火種を
作りにかかる、ってのは

あまりにも
怪しい行動だよね。

トランプさんは
アメリカ・ファーストで、

国外問題には
消極的に、関わっていくんじゃ
なかったっけ?!

イスラエルの
エルサレム遷都を

1人で
応援しちゃって

世界中から
総スカンくらっちゃったり、とか。

何か、最近のアメリカ。
ちょっと、おかしい?!左巻き?!

とか。
思わざるを、えませんがな。

ま、そんなわけで
残念ながら

トルコ、また
戦争するらしいっす。

国同士の利益の
綱引きで

いつも泣くのは
子供達、だからね。

何とか、一刻も早く
和平を実現できないもんすかね。

いや。
当事者達には

さらさら、その気は
ないようにも、見えるもんね。

殺しあわなきゃいけない、のが
人間の性、だとしたら。

こんなに
悲しい事は、ないね。

本日もお付き合いいただいて
ありがとうございます。

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