おこんばんわ。
本日、カッパ地方は
冷たい雨の降る
憂鬱な1日、で
ございやした。
天気くらいは
こう、ぱかーっ!!と
晴れてくれると
テンションも上がるって
もんですがw
世の中、テンション
ダダ下がり
お天気は
悪い
おまけに。
シュークリームの種が
どうも、
やわらかすぎて
あまり膨らまない
ペッちゃんこ・シューに
なりまして。
またまた
テンション、急降下。
せっかく
おいしいもの
食べたいな~と
思ったのに~…(爆)
なんか。
平べったくて
うちのカメ、みたいに
なりましたよww
日本では、
一律10万円とか
お金が配られることに
なるんですかね??
トルコは、相変わらず
経済政策が
破綻しておるので(爆)
政府側から
これ、と言って
国民に直接
助けになるような
具体的な政策は
出ておらん、のですが。
各地方の
地方自治体は
それでも、何とか
市民の助けになるような
施策をうちだそう、と
四苦八苦しておるところ。
そんな中。
首都アンカラ市が
こんな号令を
かけました。
トルコの街角には
たくさんの
「バッカル」と呼ばれる
昔の、日本の
タバコ屋さん、みたいに
細かいものなら
何でも揃う
個人商店が
あるのでござんす。
現在。この、
突然のコロナのせいで
市民は、急に
収入が絶たれて
思わぬ苦境に
たたされた。
するとね。
こういうお店では
ある程度までは
「ツケ」で
買い物を
させてくれるのです。
お肉やさんも
八百屋さんも
みんな、同じ。
こういうトコロは
「助け合いの精神」が
旺盛なトルコ人でござんす。
で、この、ツケの金額を
書くノートを
「ウェレシエ・デフテル」
といいやす。
前置きが
長くなりましたが。
アンカラ市長は
「世の中の、人助けのために。
バッカルにある、ウェレシエ・デフテルの
借金を、肩代わりしてあげましょう!」
と。
呼びかけたのです。
実は、ね。
アンカラ、イスタンブールを始め
各県の大都市が、
市民に対して
この急な状況の中
苦境に立たされた人を
助けるために
募金を始めましょう~と
口座を開設したのだす。
ところが。政府は。
「政府が、まとめて募金口座を開いているのに
その他に、各市が、別に募金口座を開くなんて
とんでもない!」
と。
その口座を
ブロックしてしまって
市民は、そこに
募金できなくなってしまった(爆)
そこで。
アンカラ市長が
考えたのは。
お金を
市に寄付するんじゃなくて。
直接、町の
バッカルに持って行って
そこで、誰かさんの
借金を、帳消しにしてあげてください。
そうすれば。
口座に入金するのと
要は、おなじことに
なります、と。
そう、呼びかけた
わけ、ですな~。
その昔。
オスマン帝国時代は。
この習慣は、実は
一般的なもの、だったそうっす。
ラマザン(断食)が近づくと
市民は
毎度、買い物に
出なくても良いように
なんやかや、と
食料の買いだめをする。
当然、おみせの
「ツケ帳簿」も、ふくらんでくる。
断食の月には
基本的には
貧しい人を
助けるために
「寄付」をする
習慣があるので。
一部の人は。
「寄付」をする代わりに
この、ツケ帳簿の
誰かさんの借金を、肩代わりして
それで、
寄付をしたと同様
徳を積んだことに
なるわけですな。
この古き良き習慣を
今一度、行いましょう、と。
アンカラ市長は
呼びかけたわけだな。
そして。それは。
見事、市民の心をつかんだ。
アンカラのあちらこちらで
名乗りもあげぬ市民が
ふらり、と
商店にやってきて
見知らぬ人の「ツケ」を
全部支払って行った、と。
こういうケースが
多発して
ソーシャルメディアで
話題になりまして~。
どうですか。トルコ人。
なかなか、やるよね~!
この世知辛い、世の中に
何十万円も
見も知らない
誰か、のために
借金を帳消しにして。
名乗りも上げずに、去っていく。
カッコイイでしょ~。
さすが、情に厚い国民だな~。
そうとは、知らずに
何とか、お金を作って
たまった借金を
返すために、
お店にやってきた
ツケの本人は
事実を知って
オドロクやら、喜ぶやら
掛け値なしの
ココロからの、
感謝の
お言葉がいただけるわけ、ですよ。
いい話でしょ~。
これが。
実際に、今の世の中で
行われてるなんて
トルコ
捨てたもんじゃないな~って
思うのです。
先の見えない
世の中の状況に
皆、不安に
なってるわけ、ですが。
どんな事でも
いいから。
自分のできることから
やっていくって。
ホントに、
素晴らしくて
他人にも
幸せを、
わけてあげられる行動だ、と
思うのです~。
今は、アップアップで
ちょっと無理だけど。
いつか、自分も
そういうことが
できるように、なれたらな~って
思ったっすww
本日もお付き合いいただいて
ありがとうございます。
ぽちっと応援
よろしくお願いします。
コメント