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【最新トルコ情勢】PKKが武装解除を宣言!40年続いたトルコとクルド人ゲリラの闘争に終止符か?

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PKKが武装解除を宣言

ついに、トルコとクルド人ゲリラ(PKK)による約40年に渡る闘争に終止符が打たれるかもしれません。

本日、クルド人労働者党(PKK)が 武装解除と闘争放棄 を宣言しました~。

本日。
クルド人ゲリラ、として
知られるPKK(クルド人労働者党)が
pkk
武装解除、闘争放棄を
宣言いたしやした~。

発端は野党MHP党首の発言から

2024年10月1日、野党MHP党首の デブレット・バフチェリ氏 が突然こう発言しました。

「トルコの恒久和平のためには、PKKの武装解除・闘争放棄が不可欠だ!」

これがきっかけとなり、事態が動き出したわけです。

これ。
2024年の10月1日に
野党MHP党の党首

デブレット・バフチェリさんが。
いきなり
bahceli

「トルコの恒久和平のためには、PKKの武装解除
闘争放棄が、不可欠だ!」

と。
ホント、ま~~~ったく

何の前触れもなく
言い出した事が

きっかけ、
だったんすけどねw

創始者オジャラン氏の呼びかけ

現在、マルマラ海の厳重な監獄島イムラル島に収監されている PKK創始者アブドュッラ・オジャラン氏

このオジャラン氏が、

「もう武装闘争なんて古いし、やめよう」

とPKKに呼びかけました。

その提案を受け、PKK現幹部も協議を重ね、ついに「PKK解体に同意」と発表に至ったのです。

で。
現在、イムラル島という

マルマラ海にある
トルコで、一番警戒が厳しい

監獄島で
監禁されている

アブドュッラ・オジャラン
という

PKK党の創始者の
おっさんが
ocalan

それに協力します~って
申し出て

「もう、武装闘争なんて古いし、やめるべ~」
って

PKKに呼びかけを
した、らしく。

そんで、まあ。
PKK現幹部も

創始者さんが
そう言うなら、

ってんで。
会議したり、何だリして

最終的に
本日

じゃあ、オジャランさんの
提案を受理して

PKK解体に同意します~って。
発表が来た、と。

トルコ国内での反応とお祝いムード

40年に及ぶ闘争で数えきれない犠牲者を出してきた歴史。

このニュースに、トルコ人もクルド人も大歓迎!

PKK拠点とされる ディヤルバクル では、すでに民衆が通りに出て踊り、祝いの声が上がっているとかw

この闘争が
始まってから
実に、40年。

数えきれない国民と
軍人が

犠牲となって
きたわけで

当然。これは
トルコ国内に住んでる

トルコ人にも、クルド人にも
大歓迎、されて。

さっきから、
PKKのトルコ内拠点、と
言われる

ディヤルバクルでは
民衆が、通りに出て

踊り踊って
お祝いが、始まったってw

ただし残る不透明な点

もちろん、全てが順調というわけではありません。

  • 政府がPKKに提示した条件が不明
  • 無条件降伏の裏にどんな取引があったのか不透明
  • PKK自体が弱体化していた事情

など、疑問は山積み。

このまま、本当に
うまいこと
コトが進んで

PKKが解体されることは
もちろん、みんな

大歓迎!では
あるのですが。

当然、イロイロと
不透明な問題も
内包しておって。

まず、
この要求をのませるために

PKKに対して
どんな条件が、

政府側から
提示されたのか。

これが、まったく
発表になってなくて

政府関係者以外は
誰も知らない、っていう(汗)

そりゃあ、最初は
かっこよく

PKKは無条件降伏を
するべきだ!とか

バフチェリは
言ってたけど。

そりゃあ~子供の
ケンカじゃないんだから

誰も、本当に
無条件に降伏した、なんて
信じてないわけで。

その裏で
どんな取引があったのか、が

もっぱら話題に
なっておる。

それと。
PKKという
組織自体が

近年、かなり
弱体化しておって

トルコ国内では
ほぼ

活動するのも
難しい、という

状況に
追い込まれておったから。

PKKはトルコ国外へシフト?

近年、PKKの活動拠点は イラクやシリア に移りつつあります。

実際、近年のテロ事件の多くは「シリアから越境してきた犯人」によるものでした。

そのため、「トルコ国内PKK解体=実質的な終結ではないのでは?」という見方もあります。

実は、グループは
イロイロ、分散して

イラクに移ったり
近年では

シリアに、かなりの
重点が移っておったのよね。

そりゃ、トルコ国内の
PKKは、なくなってよかったけど。

イラクやら、シリアやらに
分散して、残ってるなら

結局は、実質
何も、意味がないんじゃね?って

そういう議論も
ある。

実際、近年に起きた
PKKテロ事件の犯人は

その、ほとんどが
シリアから

犯行前に
国境超えて、

トルコに来てたことが
確認されてるし(爆)

クルド人自治区構想と中東の思惑

さらに囁かれるのが国際政治の思惑。

「アメリカはシリア北部に新しいクルド人自治区を作り、油田管理を任せるのでは?」

「ゆくゆくはイラク・シリア・トルコ・イランに跨る クルド人国家構想 があるのでは?」

といった噂も飛び交っています。

中東情勢、やっぱり一筋縄ではいかないっすね…。

名前だけ残ってる
形骸化した組織を

解体したって
実質、無意味でしょ、って
話よね。

そこら辺も
どうなるのか、ってのが
これまた、不透明。

トルコの中で
囁かれてる噂、では。

トランプは、
シリアから

米兵を引き上げる
代わりに

イラクの、
クルド人自治区みたいなものを

シリアの北部にも
作るつもりで

彼らに、油田の管理とかを
任せようとしてるって。

アメリカは、
油田が安全に管理できるし

クルド人は
もう一つ、自治区を設立できる。

ゆくゆくは
イランと、トルコの一部にも
自治区を作って

そこを全部
統括して

実質上の
クルド人国を

設立するつもりなんじゃ
ないか、とか

いや~。
ここは、中東ですから。

不穏な噂、は
絶えないわけ、で
ござんすよね。

まとめ:PKK解体は平和の第一歩?

今回の発表は大きな一歩であることは間違いなし。

ただし、背後の取引や国外での活動など、不透明な部分が多いのも事実。

果たして今後どうなるのか?
引き続き中東情勢から目が離せませんな。

果たして、今後
どんな展開を
見せていくのか。

相変わらず
目が離せない

中東情勢で
ござりまするな。

本日もお付き合いいただいて
ありがとうございます。

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