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トルコの教育現場を憂う…。

おこんばんわ、で

ございまする。

昨今、トルコの教育現場が

荒れている、ってニュースが

頻発しておりやす。

特に、今は

どの子供も

スマホを持ってるからね~。

授業中に発生する

今までは、表に出ることが

少なかった

教室の中での事件、が

ダイレクトに、社会に

出やすくなってるから、っていうのも

あるんすけどね。

でも、今回は、

アンカラにある高校で

物理の授業中に、生徒が

老教師に絡み、眼鏡を取り上げ

言動を茶化し

授業を完全妨害した、って。

そんなニュースが流れたんすよ。

トルコでは、先生、って

聖職であります。

もんのすご~~~く、尊敬される

社会的地位の高い職業。

1年に1度、先生に感謝する日、なるものが

制定されてるくらい。

というのも、もちろん

第一には、

読み書きを教え、知識を与え

子供が自分を成長させていくのを

全面的に、バックアップする職業である、

ということ。

その昔、まだ南東部

クルド人ゲリラとの交戦が盛んだった頃。

学校で、クルド人の子供たちに

トルコ語を教えるから、という理由で

当時は、大勢の教師が誘拐されて

虐殺された、なんて歴史もあります。

だから、つい最近までは

教師にとって

南東部に転勤することは

死と隣り合わせになる、っていう

意味だったんよね。

そんだけ、命がけの職業、

だったんすよ。

しかも、まだまだ、現在でも

文盲率が高い、トルコ社会ですから。

自分たちの代わりに

子供に教育を与えてくれる教師、というのは

親にとっても

限りなく、貴重な存在なわけ、で。

だから、それら、すべての理由において

トルコでは、教師は聖職なの。

限りなく、献身的な職業、

なわけです。

もちろん、トルコの学校だって。

子供同士のイジメ案件が

ないわけ、ではないけれど。

先生に対して、生徒が

何かする、という事態は

今まででは、まったく

聞いたこともなかった。

先生が、生徒に暴行を働く、というケースは

残念ながら、時々あったけども…。

それくらい、トルコ社会では

珍しい事、なんす。

と同時に、学校の荒廃が

そこまで進んだのか…ということを

社会が認識させられた事件で

人々は、大きなショックを

受けましたな。

未成年だし、学校内部だし、

というわけで

処罰は、なかなか

難しい点でも、あるのですが。

こういう生徒には、やっぱり

きっちり、ケジメを示して

この素晴らしい伝統を

守っていって、もらいたい、と

多くのトルコ人は

考えている、と思いますな~。

一人の子供の人生を

左右するような事を、教師はできる。

本当に、素晴らしい職業だ、と

あっしは、思うんすよ。

もちろん、日本の先生だって

同様だよね。

親としては、自分の命よりも

大切な

「自分の子供」の将来を託す、

わけですから。

先生という職業が

素晴らしくないわけは、ないと思うのよ。

トルコの子供たち。

ぜひ、曲がらないで

しっかり育ってほしい!と

心から、願うっす。

本日もお付き合いいただいて

ありがとうございます。

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